2010-07-16
「Good Software」というタイトルで講演しました
毎度恒例のオブジェクト倶楽部2010夏イベントにて、「Good Software」というタイトルで講演させていただきました。
30歳を目前に控えた今というタイミングで私が感じている「良いソフトウェアとは何か?」という思いを語ってみました。
まだまだ私の中でも練りが足りないとは感じているのですが、目指す方向性としては間違っていないと確信しています。現実という難敵に折り合いをつけながら、今日語った「良いソフトウェア」をこれからも追求していきたいと思います。
来場頂いた参加者の皆様、講演していただいた皆様、本日もお忙しいなか本イベントにお越しいただき本当にありがとうございました。
2010-06-25
iPhone4を買いに表参道へ
サッカー日本代表、決勝トーナメント出場おめでとうございます! というタイミングで書いております。
さて、昨日6月24日に無事iPhone4が発売されましたね。私も前日の夜23日22:30頃から表参道に並び行きました。
予約確定組だったので、並ばなくてもかなり早い段階で手に入れることはできたんですが、やっぱり前回の3GSの後悔から、今回のビッグウェーブに乗り、祭りを謳歌したいという思いで徹夜での参加しました。
徹夜で並ぶもの同士の熱気に触れ合うことはできましたが、メインイベントであるセレモニーに関しては表参道から遠く離れた位置に並んでおり、Ustreamで見てあきらめるかぁ、と思っていた所。なんと朝5時頃に列の体系組み直しが始まり、予約かつ新規・機種変更組が優先引き渡しとの知らせが。
行列のほとんどが当日販売を期待しての列だったので、予約機種変だった私はどんどんと前に送られ、気付けば店舗の前。3日前から並んでいた方々と大差ない状況となりました。これは嬉しい誤算。
セレモニーは販売開始前10分くらいでしたが、iPhone4に沸く熱気をふんだんに浴びることができました。いや良かった〜。セレモニーの後は、孫社長と握手をかわして、契約に行ったとさ。
で、肝心のiPhone4はどうよ?
iPhone4、素晴らしいです。
元々3Gユーザだったこともあって、その差は歴然です。iOS4のフル機能、3GSが元から持っていた高い特性、そして4のみが持つアドバンテージ。3Gユーザにとってはスゴイを通り越して、もう別次元のプロダクトに近いです。
4のみが持つアドバンテージに特化して言うと、今言える大きいポイントは2つです。
Retina ディスプレイ
ものすごくキレイです。さすが300dpi超。アンチエイリアスが全く見えないので、3G/3GSと比べて文字のプロポーションがスッキリとして非常に良いです。
iPhone4を使い続けたあとに、MacBookを使うと文字が汚く感じてしまう。それくらい美しい。
普段使用するうえでもメリットが大きいです。PC用にデザインされたWebページも拡大縮小することなく見れるというシーンが非常に多くなりそうです。
薄く美しいフォルム
JRの改札機じゃないかという揶揄もありますが、そう言われてもなお今回のフォルムは非常に良いです。
iPod nanoも初代のやや角張ったフォルムが好きで、新しいiPod nanoが出るたびに丸みを帯びてきて「うーん」と唸ってきましたが、iPhone4は逆に丸みのあるボディから適度に角張った私好みの進化を遂げてくれていて凄く嬉しいです。
あと表裏の両面がガラス加工となって非常に良い質感を出しています。孫社長が「宝石のようだ」と表現していましたが、たしかにガラス加工でもたらされる反射と適度な重みは、携帯電話というより宝石やアクセサリに近い愛着を憶えそうです。
「形じゃなくて中身だろ」という意見もありそうですが、iPhoneは外も中も全て含めて質の高いユーザエクスペリエンスをもたらす製品なので、非常に重要なポイントです。
2010-04-10
iPhone以外の選択肢
勉強会以来、毎日書いているので今日も頑張ってみます。
社内では「iPhoneな人」と認知されつつある現状なのですが、その実態としては決してiPhoneだけにこだわっているわけではなく、他に魅力的な選択肢があればそれも十分アリだと思っています。が、私にとってiPhone以上に魅力的なプラットフォームが無いのが現状ですが...。
私がAndroidに魅力を感じない大きな要素は、Androidに対してGoogleが手を出せる設計範囲がOSに留まっているところです。つまりはGoogleはAndroidが乗るデバイスの全てを設計しているわけではないという所ですね。
コンポーネント指向と考えれば正しい選択ですが、今現在の技術的/工学的な私の見地では、魅力的なサービスや製品を生み出すには垂直統合型ビジネスしかないと思っています。つまりスマートフォンの設計で考えれば、OSとデバイスの設計者を分離して魅力的な製品を作り上げることは出来ないと考えているということです。
そこらへんの理由は「Apple 垂直統合」あたりでググった結論と大枠一緒なので、検索してみてください。
そういう意味ではApple以外でも資本力とデザイン力がある企業が垂直統合でスマートフォン事業を始めれば、大いに選択肢に入る可能性があると思います。例えば仮にGoogleが「Androidの乗るデバイスはその全てを我々が設計する!」とか言うのであれば、私はAndroidに熱を入れると思われます。まずあり得ないでしょうけど。
2010-04-09
権利と義務のバランス
ただのにっき 2010-04-09 「iPhoneを捨ててAndroidにするよ」
弊社内に影響力を持っているたださんのコメントなので、社内でiPhoneアプリ開発を推進している者として意見を述べておきます。
このことに危機感を持たない開発者がいたらおかしいよ。
危機感が全く無いといえば嘘ですが、今回の件でいえば必要十分な言語が使えるので、私としては実益上、特に問題を感じていません。権利が奪われるという点に関しても、iPhone上にアプリを載せられる代償としては決して悪くないと思っています。
結論としては開発者が個々に権利と義務のバランスを見ればいいだけの問題だと思います。
自由思想もそれはそれでいいのですが、多少制約があってもこのプラットフォームでやり遂げたい、というのも一つの在り方だと思います。
2009-09-24
iPhone SDK本を書きました
自身初の著書となるiPhone SDK本がいよいよ発売開始されました。
サンプルプログラムでマスターする iPhone SDKプログラミング実践ガイドビー・エヌ・エヌ新社
¥ 2,835
iPhone OS 3.0がリリースされてから数ヶ月たったということで、iPhone SDK書籍市場もiPhone OS 3.0対応で最近にぎわってきましたが、そんな最中にリリースされる書籍の一つです。
今回私は以下の3つのサンプルプログラム作成と解説を担当させてもらいました。
- オリジナルWebブラウザ
- お手軽Twitterクライアント
- Core Dataを使ったTodo管理アプリ
この三つは比較的最初に出てくるサンプルプログラムということで、できるだけ小さい歩幅でステップアップができるよう、機能毎にインクリメンタルに作り上げていくという所に重点を置いて解説しています。
そんな私も担当しているサンプルプログラム章ですが、iPhone OS 3.0対応書籍乱立の中で本書の特徴を挙げるとするならば、やはりサンプルコードの豊富さです。
Map、Web View、httpクライアント、Core Data、iPodライブラリ、P2P、モーションセンサと多岐にわたるサンプルプログラムを、プロジェクトを作成するところから紹介することで「実践」的に学べるよう構成しています。
ということで、iPhone SDKの入門書を読んではみたものの、結局どう始めてよいか分からない、次の一歩に進めないという方にオススメの一冊となっていると自負しています。
もちろん、iPhone SDKに初めて触れる方へ向けにXcodeの導入から解説していますし、iPhone OS 3.0から新たに搭載された機能も豊富に紹介しています。これからiPhoneアプリ開発を始められる方、これまでIPhone OS 2.0ベースでアプリを作成されてこられた方にも、ぜひ手に取っていいただきたいです。
すでに早い所では店頭にならんでいますし、Amazonでも発送可能となっておりますので、iPhoneアプリ開発に興味がある方は、ぜひとも「ポチっ」としていただければと思います。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
2009-07-08
オブラブ2009夏・若人トラックで発表しました
毎度おなじみのオブラブ夏イベントが 昨日7/7の七夕に開催されました。その中で30歳以下のオブラブメンバーが思いのたけをぶつける「若人トラック」が催され、私も若人の一人として参加してきました。 (ある参加者の方に「森田さんって、まだ30代じゃなかったんですね。」と言われました。 仕事では大人力が存分に発揮されている、というふうに解釈させていただきます。:-)
私は「あなたにとってのクロージャとは?」というタイトルで発表させていただきました。 これは檜山さんのブログのコメント上のやりとりが元になっていまして、「みんなの想像している"クロージャ"とはどういったものなんだろう?」という疑問から、観客のみなさんにどんどんと質問していく形式で構成しました。
当日の発表資料は以下です。
その中では、「世間的なクロージャの意味は、人によって異なる。」ということを前提に、クロージャと思しき特徴・特性を一つづつ挙げて、それら特徴・特性はクロージャに必須のものか? それとも無くてもクロージャとして成立するものか?という質問を投げかけていきました。
それら質問内容と質問結果は以下になります。 質問内容の詳細については発表資料を参考にして下さい。
- 「クロージャって知ってますか?」
- そんなの聞いたことないよ。 ... 1人
- 聞いたことぐらいはあるよ。 ... 2人
- なーんとなくなら知ってるよ。 ... 7人
- 知ってるよ。便利だよねアレ。 ... 4人
- 任せて。詳細に説明できるよ。 ... 0人
- 私のクロージャの理解は、学術的定義と同じで、処理系における一級関数の実装方式だと思ってた、という方はいますか?
- YES ... 0人
- 第一級関数
- クロージャにとって必須だと思う。 ... 7人
- クロージャにとって必ず必要だと思わない。 ... 2人
- レキシカルスコープ
- クロージャにとって必須だと思う。 ... 3人
- クロージャにとって必ず必要だと思わない。 ... 8人(Emacs Lispを蔑まされていると感じてこちらを選んでしまった、という方が2人ほどおられました。)
- 環境を閉じこめる
- クロージャにとって必須だと思う。 ... 5人
- クロージャにとって必ず必要だと思わない。 ... 5人
- 環境に対する副作用
- クロージャにとって必須だと思う。 ... 2人
- クロージャにとって必ず必要だと思わない。 ... 8人
--- 以降、質問1.で3./4./5.の回答をした方向けの質問 ---
観客数もそんなに多くないのと、オブラブイベントに参加する層ということで、なんらかの偏りがある可能性がかなり高く、統計的にはほとんど意味をなしませんが、それでも思った以上に皆が想像する「クロージャ」と いうのは違う物だなぁ、というのを実感しました。当日ご協力いただいた観客の皆様には感謝いたします。
ちなみにそういう自分はどう思うのか?ということに関しては、檜山さんのブログのコメント欄や発表資料に 記載されている通り、質問3. 〜 6. すべての要素が必要なんでないかなぁ、と思っています。
イベント当日はスタッフとして参加していたこともあり、準備、発表、片付けなどいろいろと大変でしたが、 非常に楽しいイベントになりました。来て頂いた参加者の皆様、お忙しい中発表していただいた皆様、そしてスタッフのみんな、ほんとうにありがとうございました。 まだ次回の予定は立っておりませんが、こちらをチェックしていただき、 奮ってご参加いただければと思います。
2008-10-30
ファンクション倶楽部で発表してきました
田町で開催されたファンクション倶楽部で発表してきました。 会場に足を運んでくださった方々、ustream経由でご覧いただいた方々、そしてスタッフの方々、本当にありがとうございました。 当日の様子はこちらでどうぞ。
こういったイベントでの発表は初めてだったので緊張しましたが、皆さんに伝えたいことは伝えられたと感じたのでひとまず満足です。とりあえず無事発表を終えたので、これからしばらくはiPhoneアプリ開発にでも精を出そうかと思います。
次のオブジェクト倶楽部のイベントは忘年会を予定しています。まだ詳細は決まっておりませんがこちらを定期的にチェックしていただき、奮ってご参加いただければと思います。
PROGRAMMER'S HIGH!


_ しばた [>とりあえず、wiki記法だけ導入してみました。 次回には運用の例を紹介するので楽しみにしておいて下さい!]
_ emeitch [お、期待しとります!]